これだけで既に長く語っているのですが(笑)、デンソーには新たに撮りどころに加わった光景がいくつもありました。まずは横田選手。
何で注目するようになったかと言うと、私が初めて見に行った大学バレーの試合に出ていたからなんですよね。といってもプレーぶりに注目したわけではなく、帰るときにたまたまロビーで遭遇しただけなのですが(笑)、大学時代から見ていた(←見てないけど)選手がVリーグに入って活躍する、ということの楽しさを教えてくれた選手です。なので20/21マイVリーグアワード最優秀新人賞に選出させていただきました。
デンソーは今季MBのシニアード選手が抜けましたけれど、それを全く感じさせないほどの活躍ぶりだったと思います。個人的にはパリ五輪に出てほしい!
そしてそして、次は松井選手です。
第20回アジア女子選手権を制したセッター&キャプテンということで知り合いの方の評価も高く(私はリーグ戦で精いっぱいなので高校、大学は見ないんです。アジア女子選手権も見てないです)、その点で注目はしていたのですが、一気に引き込まれましたね。
果敢にツーを決めたりけっこう大胆なトスワークという印象もあるのですが、サインの出し方は歌のお姉さん(死語か…)の雰囲気もあって。セッターのサインの出し方、は私の注目ポイントなのですが、歌のお姉さんみたいな人は彼女が初めてです。
あと、ブロックアウトを狙ってきたと思われるアタックにはとっさに腕を引っ込める、なんてプレーも結構見られたんですよね。私もそこそこ写真撮ってますけど、こういうトリッキーなプレーを何度も見たのは彼女が初めてだと思います。
つまりインテリジェンスのあるセッター、なんですよね。なので私の中で、パリ五輪の正セッターは彼女です。デンソーは田代選手が抜けることで(移籍先のチームが公表)、今季は二枚替えでの出場中心だった彼女はレギュラーになるでしょうね。2月の尼崎大会では途中から彼女が正セッターになりましたし、それもあってセミファイナルに進めたと思ってます。来季がとても楽しみです(東レ戦を除く)。