Vリーグの撮りどころ~20/21東レアローズ・試合前編~

カメラ
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

・黒後選手と小川選手のガールズルール

コートに整列して試合開始のアナウンスが流れ、選手たちが戻ってきて輪になって気合を入れた後、選手同士でハイタッチ(今季はグータッチ)をする…という光景ももちろん撮ります。ですが、最後にこの二人がやるシーンは必ず撮ってます。

輪が解けたら小川選手にレンズを向けてピントを合わせ(ピントを真ん中にすると選手の体に当たらないのでボケやすくなる)、最後に二人が向かい合ったらそこからシャッターを切りまくります。このシーンだけで20枚は撮りますね。

※なお上の写真はピントを合わせるために構図が少しずれているので失敗なのですが、表情としてはこれが一番なので使いました。

このルーティンは、東レファンの先輩にも言われたのですが、黒後選手が女子になっている貴重な光景なんですよね。今季はキャプテンになったこともあって鬼気迫るというか、より表情に迫力が増したのですが、このときだけは完全に女子・黒後愛なんですよね。アオハルみたいな。そういう表情を引き出しているのは間違いなく小川選手なわけで。

そういう意味でも彼女を中心に撮っていると、私の中での東レアローズにあふれる光景になるのでは…という3年前の直感は当たってましたね。

※その話はこちらにどうぞ。

ちなみにガールズルールは乃木坂46の曲名からとっています。余談まで。その話も過去に書いています。

・黒後、小川、関選手の三連肩もみ

選手たちがベンチ前で一列に並んで、スタメン発表を待つ間、突然皇后杯決勝で生まれた光景です。以降の試合では小川選手もスタメンに定着したため、ずっと行われるようになりました。

元々、小川選手と関選手がお互いの肩をたたき合う、という光景はあったのですが、三人で並んで、というのは皇后杯決勝からです。これがその瞬間です。

どうやら関選手が首を回していたので黒後選手が、だったらもんでやろうと思って始めたみたいです。ちなみにこのときは他の選手たちに肩もみリレーされて最後はコーチにまで行きましたが、このルーティンは定着せずにこの試合限りでした。