Vリーグ アリーナタウンツアー~中部・北陸エリア~

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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

③愛知県・刈谷市(2018年10月、2019年12月、2022年1月 ウイングアリーナ刈谷)遠征度:60%

愛知県ってスポーツ施設が整っているなあと感じたのがここですね。ウイングアリーナ刈谷は刈谷市総合運動公園内にあり、建物も立派ですが、陸上競技場も併設されていて。そこを拠点にしているのがJFL(サッカーの実業団リーグ)のFC刈谷です。

また、サッカー場が二面あって(フットサルではないですよ)。地元の人たちが楽しそうに汗を流している姿を見ると、いいなあと思います。

愛知県出身のフィギュアスケートの選手もめちゃくちゃいるじゃないですか。雪国でもない愛知になぜ?と思うのですが、スポーツ施設が充実しているからじゃないかなと。じゃあなんで充実しているかというと、私の考えですが、トヨタがあるからじゃないかなと。つまり自治体も経済的にも裕福で、スポーツ施設にお金を投じられるのでは、と。

刈谷もトヨタの城下町の側面があります。だってトヨタ車体もデンソーも刈谷市が本社ですから(デンソーの本社は西尾だと思ってました…)。

と、こんなふうに、都道府県別のスポーツ施設の力の入れ具合も遠征で分かるんですよね。サッカー好きの人も遠征でわかると思うのですが、Vリーグのいいところはホームの会場が一カ所ではないので(サッカーは基本一カ所)、あちこちを見られるメリットがあるんですよね。

遠征している人は自然と全国の体育館事情に詳しくなってますし、それはつまり、自治体の力の入れ具合も把握していることになります。そう、遠征はフィールドワーク、なんですよ。

■行き方

名古屋駅から刈谷駅までは20分です。かつてはそこからシャトルバスが出ていました(20分くらいかな)。路線バスもありますが、一時間に一本あったかどうかだと思います。また名鉄だと名古屋から富士松まで行って(24分)、そこから歩いて20分です。

デンソーはシャトルバスはあまり出さないですが、トヨタ車体は刈谷から出していたのはありがたかったです。名古屋方面のファンを取り込もうという施策かもしれません。

■体育館

ウイングアリーナ刈谷は比較的新しいですね。トヨタ車体クインシーズのホームのほか、Bリーグのシーホース三河、そしてWリーグのデンソーアイリス、トヨタ紡織サンシャインラビッツも使っています。

アリーナ席は背もたれ付きのクッションシートなので快適です。

ちなみに東海道新幹線からウイングアリーナ刈谷が見えますよ。通るときは必ずチェックしてます。

■見どころ

うーん…こう言っちゃなんですが、ないと思います。

刈谷城址くらいかなと思いますが、歴史の舞台になった城でもないし…。ただ、復元計画が進んでいるそうです。ちなみに徳川家康の母の於大の方は刈谷城で育っています。さすが三河、ところどころに徳川家ゆかりのスポットが出てきます。

■グルメ

デンソーの本社があったり企業城下町なので(ホテルも多いです)、店には事欠かないです。ただ、刈谷名物、というものはなかった印象です。まあ名古屋のグルメは味わえます。

愛知は他に名古屋市の武田テバオーシャンアリーナに行ってますが、割愛します。