北海道・東北、関東に続いて中部・北陸エリアです。チームがひしめくこのエリアは、遠征で訪れたことも度々です。「また来たいな」と思わせる場所ばかりですよ!
①愛知県・西尾市(2016年11月、2020年10月、2023年3月 西尾市総合体育館)遠征度:95%
私がVリーグにハマるようになって初めて遠征したのがここです。と言ってもPerfumeのライブ目的で、そのついでだったのですが、去年久しぶりに再訪しました。デンソーエアリービーズのホームです。
そして何より、私に遠征における街との出会い、を教えてくれた街なんです。だってそれまで西尾市なんか知らなかったですもの。
■行き方
名古屋駅から西尾駅まで名鉄で約50分。一本で行けます。ちなみにJRの名古屋駅から名鉄の名古屋駅は少し離れていますのでご注意を。また、新幹線なら三河安城を拠点にする手もあります。ただ、アクセスにはやや難があります。バスのある西尾駅、または徒歩で行ける(といっても30分歩きますが)桜町前駅を利用する際はJR安城駅から20分ほど歩く名鉄の北安城か南安城駅を利用するしかありません。
岡崎駅を利用する場合はそのまま一本で行けますが、バスの本数が少ないので注意です。
西尾駅、そして岡崎駅からバスが出ていますが、本当は非常に少ないです(というより西尾と岡崎を結ぶ路線バスなんです)。一時間に一本あったかどうか。私が行ったときはシャトルバスは出ていません。なお、体育館の最寄り駅は桜町前ですが、30分歩きます。なにせバスが少ないので、私自身二回歩いています。私の中では駅から歩いて一番遠い体育館で、ここまで歩けるのなら他は苦になりません(笑)。
ちなみに西尾駅にホテルは一軒しかなかったです。もし遠征したらどこに泊まるかはちょっと頭を悩ませそうです。なんだかんだ名古屋まで出るのが一番かも。車社会だけあって、駅前よりはロードサイドの方が店が多い印象です。
■体育館
新しくはないですが、しっかりした作りですね。あと、アリーナ席は背もたれがない板張りタイプなのでご注意を。
■見どころ
西尾はいずれも日帰りで行っていて泊ったことがなくご紹介できる見所はないので、代わりに街の紹介をさせてください。
皆さんは赤穂浪士の話はご存知と思いますが、吉良上野介というか、吉良家がこの西尾出身です。元々吉良町という独立した自治体だったのですが、西尾市に編入されました。
吉良家って古くは鎌倉時代から続き、足利家でも重臣だった由緒ある家柄です。だから江戸時代でも名家だったんですよね。西尾市のページにまさに吉良上野介のゆかりの地を巡るコースがあったので紹介します。
なお西尾駅の近くに西尾城があります。今見ていて気付いたので今度行ってみます。
■グルメ
「三河一色産のうなぎ」というのを聞いたことのある人はそれなりにいると思いますが、あれ、西尾市なんですよ。吉良町と一緒で一色町も編入したからなのですが、西尾って知名度はないけどけっこうすごいんですよ(笑)。
実は西尾市って三河湾に面しているので漁業が盛んなんですよね。えびせんべいなんて郷土食もあります。東京に住んでいる身としては西尾の地理まではわからないので、漠然と内陸地だと思ってましたから。
あと西尾の抹茶も最近は少し知名度が出てきたかな…。なにせ全国の抹茶の20%は西尾ですからね。こういうのも、Vリーグで西尾に行ったから知ったことなんですよね。今まで知らなかった街を知れる、というのも遠征の楽しみです。
こういうご当地グルメを気軽に味わえるのが、デンソーのホームゲームで開設される「ぶんぶんマルシェ」なんですよ。これは遠征民にとっては非常にありがたいですね。
まあでもやっぱり西尾のグルメならグリルれんが亭ですね。そう、「デンソーエアリービーズ公認洋食弁当」です!ぶんぶんマルシェで売ってます。ちなみにれんが亭は通販もしていますよ。