私の全国アリーナミシュラン

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■ご当地部門

ここでは、「ああ、○○県or市にやってきたなあ」と痛感する、ご当地感あふれるアリーナをご紹介します。

どういうところでご当地感が感じられるかというと、何といっても地元企業による広告ですね。要はここでしか見られないわけですから。

3位:金沢市総合体育館

いや、もうこれが全てですよ(笑)。

これ、PFUの拠点のある石川県かほく市に本社を置くまつやの人気商品・とり野菜みその巨大広告です(その点ではPFUの石川県での試合なら金沢市総合体育館以外でも掲出されるのですが)。

2位:ヴィクトリーナ・ウインク体育館

まあ親会社を持たないプロチームだから当然とも言えますが(多くのスポンサーによって支えられているので)、地元企業の広告が多く掲出されています。

ただポイントとしては、姫路という決して大都市ではない街でこれだけの企業がスポンサーになっている、ということは特筆すべきことだと思います。

グローリーは年間売り上げ2174億という世界最大の貨幣処理機メーカーだったりするのですが、それが姫路に本社があるのを知ったのはホームゲームでしたし(ヴィクトリーナ姫路のオフィシャルスポンサーなのですが、このときはマッチデースポンサーにもなってました)、その他にも大和工業や佐和めっきなどなど、東京に住んでいる身としては見慣れない看板ばかりで、興味がわくんですよね。

1位:ジップアリーナ岡山

広告掲載量はおそらくここが一番だと思います。

二階の客席の上にも移動式の看板が設置されてますし(ここまでやるのはここくらい)、エンドの看板も地元を中心とした企業の広告でびっちりです(チームによってチームロゴで埋めていたりするので)。ちなみにチアの衣装にもトンボ学生服(地元企業です)のロゴが入っています。

1月のホームゲームでは、山陽マルナカがマッチデースポンサーとなった関係で、チアがマルナカの歌に合わせて踊っていたほどです。東京の私がマルナカを使うことはないですが、「へえ、岡山にはマルナカという地場スーパーがあるんだ」くらいは頭に残ります。

あと、ここは応援団の曲がご当地感満載なんですよ。岡山といえば桃太郎ということで、これです。

そして、これはジップアリーナ以外でも聞けますが、応援歌「GO!FIGHT!SEAGULLS!」。これはぜひジップアリーナというか岡山で聞いてほしいんですよ。

歌詞にはこうあるんですよ。

「温羅の真金 備前の手ひねり 吉備の砦 瀬戸の大網」

「コートは晴れの大舞台」(※注:岡山は「晴れの国」というキャッチフレーズがあります)

「でーれー、ぼっけー、もんげー、つえぇー!」(※注:つえぇー以外全て岡山の方言。「ものすごい」とかそういう意味です)

岡山シーガルズの応援歌が出来ました。(岡山シーガルズ公式サイトより)

そう、岡山にちなんだ言葉がちりばめられているんですよね。

そして応援歌、ではないけどやっぱりこれ。ジップアリーナなど岡山でしかやらない岡山コールです。

なのでジップアリーナは見るだけでなく聞いてよりご当地感がアップします。

なんやろ、なんかいつも岡山のことを書くと長くなるな(笑)

ということでつらつら書いてきましたが、では最後に、私が胸を張って三つ星…いや、五つ星をつける、全国の中での最高のアリーナはここです!