■映え部門
ここは文字通り、私の中で写真が映えると思うアリーナです。言い換えれば撮れ高が多い、です。ってもっとわからないか(笑)。
3位:国立代々木競技場 第一体育館
19/20のセミファイナルとファイナルに行ったとき、どこか幻想的な照明がよかったんですよね。極端に言えば水族館のような。それが印象に残っています。照明が演出となってファイナルという舞台をより醸し出していました。
18/19も武蔵野の森という、リーグ戦では使わないような大きなアリーナでしたし、ファイナルの舞台はやっぱり特別であってほしいなと思います。
2位:大田区総合体育館
快適度は最悪ですよ(笑)。板張りで背もたれもないし、座席間隔が狭いから通り抜けるのも一苦労ですし。
ただその分コートから近いんですよね。その点では映えるんです。
私は撮影機材がそれなりに整備されたのはつい最近ですし、初心者向けの機材を使う期間が長いんです。そうなると、本格的な機材で撮っている方には及ばないんですね(もちろん機材だけでなくて、そもそもの腕の問題もありますが)。ただ、照明の明るさやコートからの近さ、は、高価な機材のアドバンテージを多少減らせるんですよ。初心者向け機材でもそこそこ撮れる。
快適部門で紹介したLED照明もそうですし、さらにコートが近いとより遠くまで撮れる望遠レンズでなくても大丈夫だったりしますからね。
ちなみに高価なレンズを持っている方でも明るいアリーナは人気で、一度Vリーグ女子会で聞いたら代々木や武蔵野の森、アダストリア水戸を挙げてました。
1位:黒部市総合体育センター
自分でいうのもなんですが、ここを映える、撮り高が多い、という人はいないと思います。LEDではないから明るさもないし。
ではなぜ映えると思うのか。それは、暗さとの対比が絶妙だからです。照明の関係で二階以上が真っ黒になるんですよね。その分、ライトに照らされているコートの選手が輝くわけです。
特にセッターがボールを高くあげているシーンなんかは、暗闇にボールが吸い込まれていくようですし、真っ暗なところに黄色いボールだけが輝く…まさに夜の月ですよね。それがいいんですよ。
昨季は行けなかったので、今季は行きたいなあ。ほんと、大好きです、黒部市総合体育センター(笑)。