最優秀外国人選手賞：ジャン・ティタントゥイー選手（PFUブルーキャッツ）
いやあ、惚れました（笑）。そこそこバレーボールを見てきた中で、私が求めるものが一番体現化されている選手じゃないかなと。
それは「身体能力の高さ」と「ポジションの型にハマらない」。身体能力については、それほど見ているわけではないですが男子選手のような体の使い方でしたね。助走に入るとき、軽く跳んでからステップを踏んだり。あと、長身の外国人選手って、どうしても後衛にいるときって守備面で体があまり動かないじゃないですか。でも、彼女は全くそれがないなあと。キビキビ動くんですよね。
ポジションの型にハマらないという点では、MBとして入っていた試合でもサーブの後、ローテション一回分残って、バックアタック打ってたりしましたし。メリーサ選手が欠場したときはOPとして出ていたほどです。
そういうところも含めてめちゃくちゃカッコよかったですし、惚れましたね。個人的な感想ですけれど、体の使い方が男子みたいだから、PFUに合ったんじゃないかなと（デンソーに所属していた時はあまり出番がなかったので）。坂本監督は元々FC東京の監督でしたからね。男子のバレーを志向しているのかなあと。メリーサ選手の使い方もまさにそんな感じなので。
さて。いよいよ最後になります、MVPの発表です。
昨年同様、単純にプレーがよかった、というだけでなく、初めてVリーグを見ようとする人に「まずはこの人を見ておけ」という意味合いも入ってますし、写真をたくさん撮った身としての要素も加味しています。
