山形理沙子選手(リベロ・トヨタ車体クインシーズ)※3年連続3回目(リベロでは初)
昨シーズンの選出時にこのように書かせていただきました。
「この人が控えにいることでの安心感がハンパないなと思ったんですよね。苦境に陥ったら立て直してくれる。」
まさにその本領発揮というシーズンでした。
年明けの東レ戦からリベロ登録になったのですが、それまでリーグ戦0勝のチームはそこから立て直されていったんですよね。彼女がコートにいることでセッターの山上選手へのフォローもよりできるようになった印象ですし、他の選手へのフォローも相変わらずでしたよね。
それにしても試合前、サーブ練習をするリベロ、という光景は初めて見ました(笑)。
境紗里奈選手(セッター・日立Astemoリヴァーレ)※初選出
初めて見たときから一気に引き込まれましたね。そのときは目力に惹かれたのですが、その後注目して見るようになると、闘志あふれるプレーと言いますか、コートに熱を注入できる選手なんですよね。ボールにも果敢に飛び込んでいきますし。撮っていて画になるシーンが多い選手です。
明るい方なので、コートに笑顔ももたらしてくれるし…と。日立Astemoらしい選手、ですね(笑)。一方雑賀選手はポーカーフェイスで淡々としているので、いいコンビだなと思います。
栁沼優花選手(アウトサイドヒッター・JAぎふリオレーナ)※初選出
4回目を迎えるマイVリーグアワード、初のV2選手です!
彼女を見たのは12月の東レとの共催だったホームゲーム2試合だけだったのですが、見ていてサーブの受け数がハンパないなと。孤軍奮闘という印象でした。事前に知り合いのバレオタから、初観戦のJAぎふについて聞いたとき、彼女はプレー面ではNECの柳田選手みたい、と言われていたのですが、それだけでなく表情も似てるなあと(笑)。
ちなみにV2のサーブレシーブ成功率ランキングで見ても、受け数は611とダントツです(試合数が10と、最少にもかかわらず)。そのあたりのことはバレーボールマガジンの記事をぜひご覧ください。
今回チームを編成するにあたって、バランスを取る意味で守備力のあるアウトサイドヒッターを…と思っていた時に彼女がパッと浮かんだんですよね。
しかしV2のいいところって、選手たちの社業への比率が高いことじゃないかなと。つまり、我々と立場が同じなんですよ。平日働いて、週末遠征(笑)。その点では、普段の勤務姿が垣間見られるのも親近感がわいていいですよね。
しかも最近はなんとNHKニュースに。この企画が彼女の発案かはわかりませんが、YouTubeを活用するなんて、彼女の世代らしいというか。こうして業務でも活躍しているのっていいですよね。同じ地元出身選手として来シーズンも応援してます(まだ1年半くらいしか住んでいませんが 笑)。