最優秀ベンチスタッフ賞：本田恵子さん（久光スプリングス）
2021/11/28の、このはなアリーナでの東レ対久光戦の試合後、久光のスタッフの方がイスを拭いてらしたんですね。その光景に猛烈に感動しました。
この試合は男女共催で、女子の試合後に東レ男子の試合があったのですが、そのために、ということなのか、試合後に全てのイスを拭いてらしたんですよ。もちろん試合後には会場のスタッフが拭くのですが、自らやったんです。
きれいにして次の試合のチームに渡す。これぞスポーツマンシップだなあ…と思ったんですね。この光景をはじめ、久光というチームはスポーツへの敬意、というのが伝わってくることが多かったです。
チームの顔や公式サイトを見てもこの方の情報がなく、スプリングスファミリーの方に聞いたら、アキンラデウォ選手の通訳の本田恵子さんだそうです。
※チームの顔や公式ページに通訳の方が載ってなかったのでわからず…
これがマネージャーさんとかではなく通訳の方、というのが久光というチームを象徴していませんか…？
最優秀スタッフ賞：デンソーエアリービーズの中の人？
こちらはベンチスタッフ以外を対象としています。
これは10月の秋田大会、日立Astemo対デンソー戦でのことだったのですが、エンドのスーパーシートに座っていて、デンソーがこちらのサイドにやってきたときに、明らかにSNSでの速報用に撮影しに来た（つまり、いわゆる中の人）デンソーの女性スタッフの方が、「お邪魔します」とばかりに軽く会釈されたんですよね。
秋田大会の会場は、コートとスーパーシートの間の、カメラマンなどのエリアがなかったんですね。つまり、カメラマンの方が客席エリアに入る必要があった。そんなこともあっての会釈だったのでしょうが、その姿勢に思いっきり好感を抱きました。
別に会釈しなくてもいいんですけれど、でも、あるカメラマンの方は客席エリアにいることをお構いなしというか、あまり配慮が感じられなかったので、それはちょっと違うだろ、と（あくまで客席なのですから）。
デンソーはSNSのフォロワー数も正直多くないですし、体制も整っていない印象でそこはわが東レに近い印象を受けるのですが、でもウチと違ってファンクラブも運営されているし、それなりにファン向けのサービスは整っているんですよね。メールマガジンもよく届きますし。シーズン終了後には特典になかったTシャツまで送られてきましたからね。
一度、デンソーのチーム宛に、ちょっとした意見というか、アドバイスみたいなものをメールで送ったことがあります。デンソーは盗撮に関するアナウンスをホームゲームでも頻繁にしていて、それについてだったのですが、返信が来たんですよね（ファンクラブ会員としてではなくあくまで観客の一人として）。
今までもいくつかのチームにちょっとした意見を、サイトに記載のフォームなりから投稿したことがあるのですが、返信が来たのはデンソーだけでした。上述の、会釈された方と同じ人かどうかはわかりませんけどね。でも、そういう対応ってうれしいし、ぬくもりが感じられるじゃないですか。そこを皆さんに知っていただきたくて。
さて、続いては試合編です。
