・サーブ
いつ誰が打つかわからないアタックと違って、サーブは確実に力強いアタックのシーンが撮れます。パワフルなサーブを打つ選手、例えば東レアローズの石川選手だと、より迫力のある写真になります。
個人的には、サーブを放った後のボールの軌道も構図に収めるのが好きです。
また、エンド側(選手たちがサーブを打つところ)に座っている場合は、サーブを打つときにこちらを向いて走ってくるので、特定の選手をメインに撮りたい方には貴重な撮影ポイントになります。
・レセプション&ディグ
相手から放たれるサーブを、自分たちの攻撃につなげやすいように変換するのがレセプションです。ネット際で打たれるアタックに比べ滞空時間も長いですし、ある程度ボールの軌道の予測ができるので、選手もしっかり待ち構えて受けるので、これもいい写真が撮れます。
強烈なサーブの勢いを殺して、セッターがトスを上げやすいボールにする。野球で言えば送りバントだと思います。
逆に相手のアタックを拾うディグだったり、味方のブロッカーが弾いたボールを拾うシーンは、どこにボールが行くかわからないので予測しづらいですが、特定の選手をマークしていれば、執念でボールを拾うという、迫力あるシーンが撮れます。
ボールを落とさない。バレーボールという競技の真髄ともいえるプレーですね。