私のバレーボール撮影術ログ~構図編~

カメラ
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

これからバレーボールでカメラデビューしたい!という方のために、撮影歴5年の私の変遷を、機材編ソフト編ご紹介してきましたが、思いのほか反響が大きかったので、今度は構図編をご紹介します。

バレーボールでどんな光景が見られるのか。そして撮れるのか。実例でご紹介します。

・アタック

助走した選手(アウトサイドヒッター)が目一杯の力で飛び上がって、アタックを放つ…

これがバレーボールシーンの中では一番迫力があると思います。個人的には飛行機の離陸シーンに重ねています(笑)。

ちなみに最近はアタックを放つ選手をアウトサイドヒッターと呼ぶことが多くなってますが(ウイングスバイカーなんて言葉もありました)、要はコートの線を外れて遠くから助走をしてくるので、その分勢いもつけやすいです。

ただ、注意していただきたいのは、これはアタックに限らないのですが、観客席の位置によっては選手が背中を向ける形になります。例えば主審側の席だと、主審から見て左側の席は左利き、右側の席は右利きの選手は、それぞれ常に背中を向けている形になりますのでご注意ください(上記の写真がまさにそうです)。

・ブロード

縦移動で比較的長い助走をとれるアウトサイドヒッターのアタックに対し、ブロードはネット際にいるミドルブロッカーがコート内での横移動で放つアタックです。動きを矢印で言えば↑がアタック、→がブロードです。

アタックは比較的ボールの滞空時間が長く、ゆったり打つのに対してブロードはトスも低く、相手選手にブロックする余裕を与えない速攻です。アタックとはまた違う躍動感がありますね。

躍動感が出るのは助走が少ない分、下半身の力を使えないので上半身メインで打つことになるからかなと思います。