選手、以上の木村沙織

東レアローズ滋賀
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

滋賀大会は木村沙織選手最後の滋賀でのホームゲームということで、急遽見に行った。チケットは既に完売していたけれど再販売で手に入れた。私のチケットの買い方も木村沙織選手をきっかけに上達していった(笑)。このホームゲームでのセレモニーこそシャッターチャンスというこのときの教え(!?)は、後の川崎・大田大会で大いに活かされ、あの古賀ちゃんの写真につながる。

ただ、正直言えばこの船橋大会、茨城大会、そして滋賀大会は東レアローズが不調で苦しんでいるとき。あまりいい表情が撮れなかった。滋賀大会も日曜になんとか岡山に勝利して、初めて勝ち試合を撮ることができた。

そしてタオルルーティーンは正面から撮るとものすごくいい写真だった。バレーボーラーの一瞬の休息といおうか。どこか、一人になって集中力を高める行為という気がした。タオルルーティーンの後に、両足を揃える仕草もあるからなおさらそうかもしれない。

そして私にとって最後の木村沙織選手、は2月のファイナル6岡山大会だった(実は滋賀大会から岡山大会まで木村沙織選手を見ていないことに気づいた)。私はその頃初めての転職が決まっていてしかも土地柄、バレーボールを見る機会は激減することがわかっていた。だから、本当に写真を撮りまくった。木村沙織選手から始まった私のバレーボール人生は間違いなくここでいったん区切りを迎えた。

このサーブシーンは、「どこを狙って打とうか」という集中力が研ぎ澄まされているというか。元々サーブを打つときの手の添え方は私は好きだ。これは古賀ちゃんがちょっと受け継いでいて個人的にはうれしい。

そしてこれがサーブレシーブ。口元をよーく見ると確かに呼吸を何かに合わせているようにも見える。