Vリーグという企業スポーツ

Vリーグトーク
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

ただ。あなたはバレーボールという競技が今後どうなって欲しいと思いますか?もっと盛り上がって欲しい、という人もいるし、今のままでいい、という人もいるでしょう。

でも。今のままでいいといってもだからといって何もしなくてもいいというわけではないんです。バレーボールの競技人口は増えてはいないわけですし(正確な資料がないけれど下記が少しは参考になった)、bjリーグが盛り上がってくれば同じ体育館スポーツとして競技人口の奪い合いにもなる。

「小学生バレーの競技人口を増やす為には」閑話休題
前回の記事を掲載していただいてから、随分と期間が空いてしまいました。すみません。前回が昨年の5月で...

あと、これはたまたま見つけたんだけれど、この資料は面白くて。世界的にバレーボールの人口は多いし、日本だって3位。興味を持っている人も多いのだと。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000400700.pdf

じゃあどうしたらバレーボールを盛り上げられるのか、多くの人に興味を持ってもらえるのか。「いやいや、興味持ってもらうと変なマスコミが変な取り上げ方をするからいやだ」という人もいるでしょう。でも、取り上げられることで人の目に触れるし、子供たちが憧れを抱き、バレーボールをやってみよう、と思うわけです。結果的に競技人口の増加につながるわけです。私みたいに、木村沙織さんきっかけではあったけれど、でもVリーグにハマってこんなこと書いているような希有な人も出てくるわけです。盛り上がりの大小はあるけれど、でも、興味持つ人が増えればそれは結果的に誰しもに幸福をもたらすと思います。いやいや、増えなくていいし、と思っていても、来場者が増えればその分チームにお金も入るし、結果的にあなたの応援しているチームが強くなることにつながります。

で、バレーボールが盛り上がるために必要なのは、全日本が強くなることなんです。それによって子供の憧れ度も増すし、世間的な注目度が上がることでスポンサーも増える。

今は、バレーボールの選手強化をある意味、チームを持つ企業に依存しているわけですよね。でも、選手たちが全員プロでやっていけるようにもっと財務基盤を強化しましょう、それによって選手も強くなって結果的に全日本も強くなって…というのがスーパーリーグ構想だと私は思ってます。

http://www.vleague.or.jp/files/user/v_press_170530.pdf

だから私はこのスーパーリーグ構想には賛成なんです。中身はいろいろと検討しなければとは思いますけれど(東西カンファレンスとか)。それはまた改めて書こうと思います。仙台ベルフィーユの件と合わせて。