2024/25シーズンの、アランマーレ文化 from 庄内

アランマーレ山形
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

昨年11月に初めて訪れた庄内、そしてアランマーレ山形(当時はプレステージ・インターナショナル アランマーレ)のホームゲーム。その記事はめちゃくちゃ長くなったのですが、多くの反応をいただきありがとうございました。今回はその続編として、先日一年ぶりに訪れた11月の酒田大会の話をします。前回は鶴岡での開催だったので、酒田でアランマーレを見るのは初めて。とても楽しみにして行きました(前乗りしたほどです 笑)。

VリーグからSVリーグになり、各チームを取り巻く環境も大きく変わりました。アランマーレ山形も初めて海外から外国人選手を補強し(※昨シーズンまで在籍した、ナイジェリア代表にも選ばれたメソマチ選手は高校から日本で過ごしているので)、またSVリーグのライセンス規定で酒田ではなく天童市にある山形県総合運動公園総合体育館をホームアリーナに登録するなど、様々な変化が起きています。

では昨年魅了された「アランマーレ文化」は前回(=Vリーグ)から何か変わったのか、そして(いい意味で)変わっていないものはあるのか。そんな比較軸で酒田大会の様子、そして選手などのチームについてご紹介します。とはいえ、いい意味で全然変わっていなかったなあという感じです。

健在だったリズムトレーニング

まず。トレーナーが変わったことで心配していた試合前のリズムトレーニングは、健在でした(ホッとしました 笑)。なにせ福島でのアランマーレ山形の開幕戦に訪れていたアランマーレファンに真っ先に聞いたのがこれでしたからね。そしたら「酒田のホームゲームのタイムテーブルに載っているから、やりますよ」と。そもそもタイテに載っているってだけで面白いのですが(笑)。完全にアランマーレ山形名物ですね。

しいて言えば曲がTWICEではなく(「Hare Hare」はすっかりお気に入り曲になってしまいました 笑)、C+C MUSIC FACTORYの「Everybody Dance Now」ときゃりーぱみゅぱみゅの「Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~」(ハロウィンソング)になっていました。ちなみに私が見に行ったのは11/2、3でハロウィンは終わっているのですが、まあこれはご愛嬌ということで。こういうイベント以外の通常バージョンでは何をやるんでしょうね。NewJeansかLE SSERAFIMだったら見てみたいです(笑)。

あとこれは完全に個人の趣味ですが、選手登場曲が相変わらずCAPSULEだったのはツボでした。前回は「JUMPER」で今回は「FLASH BACK」。これで来シーズン「WORLD OF FANTASY」とか使ってくれたら会場で卒倒します(笑 でも、マジでこの曲合いますよ)。さらに選手入場では「Starry Sky」と、CAPSULEファンにはたまらん選曲でしたよ。

そしてそして。アランマーレのホームゲームといえばこの二人、というよりこのコンビ、も健在でした。

相変わらずのMCコンビ

アランマーレのホームゲームといえばこのコンビ。そう、シャドウ國本さんと松浦彩さんのMCコンビです。昨シーズンのマイVリーグアワードの最優秀MC賞に選出させていただいたこの二人。相手チームの細かい説明に、POMでの他チームの選手への素朴な質問(山形の魅力は…キャプテンとしてなにか選手たちにご褒美は…等々、シャドウ國本さんのぶっこみブリは好きです 笑)。ホームチームだけでなくホームゲームを盛り上げよう、という姿勢は相変わらずでした。

今回の対戦相手はAstemoだったのですが、昨年の一関大会がやはり印象に残っていたようで(めちゃくちゃ興味津々で見てましたからね)、「応援団の皆さん、いらしてますか?」と呼びかけていたのがこの二人らしいなと思いました(残念ながら応援団はなくなってしまったのですが)。

あと個人的には、アランマーレの選手が交代出場するときの「○○が入ります!」という松浦さんの、テンションと会場の熱を上げるアナウンスが好きですね(笑)。あれは一週間以上たった今でも耳に残っています。

場内演出の話が続きましたが、ここからは物販など来場者目線の話です。