古賀紗理那のいたVリーグ。9シーズンの光景

NECレッドロケッツ川崎
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翌2017/18シーズンは私は札幌に移住していたので一試合を見ただけだったが、2018/19シーズンはセッターが澤田選手中心ということもあって、若い選手たちを引っ張る立場にもなっていた。

ただ、何よりホームゲームで勝った試合後に踊る「森のくまさん」をなかなか覚えられないというキャラでいつも笑わせてもらった(勝ってVOMインタビューの時間中にベンチで早速練習していたほどだ)。間違えてもそのまま適当に踊って最後は笑ってごまかすのが定番だった。

廣瀬選手を撮る広報のカメラに割って入るのもお約束で、他にも何かで言っていたのか、誰かにバラされたのか覚えていないが、選手たちとの写真では一歩下がって小顔になるようにしたりとか、あざとさ(笑)もあった。

そしてハリセンを持たせれば、最後に誰かを叩くのもお約束だった。

そうそう。2020年12月には、こんなシーンもあった。

試合後の勝利のセレモニーで、島村選手が彼女を前に出させようとして「えー、また私ですか?たまにはジャンケンで決めましょうよ」とジャンケンしたら一発で負けた…多分そんな光景だろう。四コマ漫画のような光景に笑いが止まらなかった。

この頃までは愛されキャラというか「古賀ちゃん」な光景にあふれていた。そう、この頃までは。