大川愛海選手(トヨタ車体クインシーズから加入)
昨年は代表にも選ばれたほどのバリバリの主力だったので、退団もびっくりでしたがまさかウチに来てくださるとは正直思いませんでした。
彼女については21/22シーズンのマイVリーグアワードの最優秀新人賞で書いたので、ぜひお読みいただければと思うのですが、藪田選手には本当に愛されてましたねえ…。まるで姉妹のような、微笑ましいコンビでした。
上記の記事にも書いたのですが、あやうくフルセットにもつれ込みそうになった、チャレンジマッチ出場をめぐる直接対決となった姫路戦で、勝った終了直後から号泣していたことがあったんですよね。競った展開になったことに対する自身のプレーへのふがいなさなのかはわかりませんが、それがものすごく印象に残ってます。
そういうところ、そして元々ご本人も妹ですし、なんかウチにピッタリの選手だな…とは思いますね。環境を変えて、爆発的に成長してほしいなあ…と思う選手です。
小山愛実選手(JTマーヴェラスからの加入)
写真を探したのですが、あったのはデビュー戦となった2021年3月のVCup準決勝だけでした。当時は内定選手で、準決勝で突然登録されしかもデビューはいきなり第五セット目という、JTらしい起用(いきなり修羅場を経験させる)だったのでよく覚えてます(井上芙香選手もデビューはフルセットにもつれこむような熱戦でした)。
その後ケガもあって21/22シーズンは出場ナシ、22/23シーズンは一試合のみ(ただしセット数は0なのでコートには立っていない)。昨シーズンはVCupで多く出場し、ようやく復活への足掛かり…という中での退団となりましたが、これはおそらくというか間違いないと思うのですが、JTの厚い選手層を考え出場機会を求めての移籍でしょうね。なにせ西川有喜選手ですら田中・林両選手に阻まれスタメンで出られないチームなので。
ちなみに移籍発表の前には、あの東京スリジエの練習にも参加していました。このように選手たちの練習機械の受け皿として機能している東京スリジエは、本当に貴重な存在だと思います。
ケガからの完全復活。それが彼女のテーマですね。とても楽しみです。
これで、私なりの新戦力紹介は以上です。続いては新戦力を踏まえた今シーズンの布陣と展望について。