②マッチデープログラムの無料配布
マッチデープログラムはプロ野球やJリーグではよくあります。無料で配られたり、有料で販売されたりと形態はさまざまですが、要は試合の見どころだったり、全選手のプロフィールが書かれていたりします。これが、Vリーグでも作られていて無料配布されていたのにはびっくりしました。しかも、バレーボール初観戦者にもわかりやすいように、ポジションや用語、そして反則などの基本ルールの解説が事細かに書かれていて。
③「クインシーズカフェ」の開設
ウィングアリーナ刈谷には、クインシーズカフェと題して、「女王のランチ」やネリマン選手の限定メニュー、そして地元のベーカリーも出店したりと、飲食を充実させていました。選手のコラボメニューは野球ではよくあるのですが、それをVリーグでやるというのはすごいなと。
私はいわゆるスタグルの類は一切関心がなくスポーツ会場では基本何も食べない性格なのですが、Vリーグにおける飲食の不足というのはいつも言われていることで。ケータリングカーを出すケースもありますが、そこにとどまらず、チームとコラボした形でそれを解決させるというのは一歩進んでいるなと思いました。しかも土曜のオープニングセレモニーには元選手の竹田さんや平松さんがエプロン姿で登場されたとか。
④サイリウムによる試合前演出
入場時にはマッチデープログラムと共に青く光るサイリウムが配られました。アリーナに入るとまさにセレモニーの真っ最中で、会場を青く染めていました。
チームカラーである青一色に埋めるという演出もさることながら、来場者にも参加させるところがポイントだなと思いました。あなたもチームの一員。そんな感じですね。しかも当日は「会場を青に染めろ」というテーマがあり、ホームゲーム会場限定の「青染めTシャツ」が売られていたり(FC会員なら1000円!)、ポスターもそのようになっていました。
このポスターも、ホームゲーム二試合分で一枚、ではなく、土日で一枚ずつになっていたのもポイント。ちなみにこちらは土曜のです。
ホーム初戦らしく出陣の文字が踊りますが、ゲストの名古屋おもてなし武将隊にも引っかけているあたりもお見事ですね!