THIS IS MY HOME~HOME MADE 東レアローズ~

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しかも東レアローズの売店で個人的にうれしいのが、ウェルカムボードがあること、この手作り感がいいんです。

ちなみに今回のホームゲームは12/1は日付が入ってなかったので翌日も使い回すのかと思ったらちゃんと次の日は書き換えていて。こういう細かい心遣いがいいんです!

おそらくなのですが、東レアローズはそれほどプロモーションだったり新規ファンの獲得には注力していないと思います。お金も出ていないと思います。そもそも公式ツイッターアカウントを開設したことだけでもびっくりしましたから。えっ、やるん?って思いましたから(笑)。

でも、お金もないけれど、じゃあできるだけのことはやろう、というのが今の東レアローズなんですよね。

私は別に東レアローズにファンクラブ作って欲しいとか思わないです。そういう組織に入れなくても一ファンとして自分なりの応援はできていますし、野球やサッカーと違ってバレーボールのチームを持つことの意義を見出すのが難しい中で(バレーボールで企業名をPRできるのはせいぜい全日本での試合で所属チームがテロップに表示されるくらいですから)、チームを持っていただいている(=選手たちにメシを食わせている)ことだけでもありがたいですからね。

これもホームゲームの一つの形だと私は思います。企業のチームかもしれないけれど、でも、手作り感で少しでも多くの人に楽しんでもらう。

ちなみに日曜の試合では滋賀国体かな、その紹介もあったり、あとなにげに修学旅行生が来ていたことが大きかったです(場内アナウンスで紹介されてました。同じ場内アナウンスでも2年前の県知事来場アナウンスとはエライ違い…いや、なんでもないです)。いい思い出になったらいいな、アクアの応援歌が一番印象に残って帰ったかもしれないけど(笑)

あと、これは東レアローズは関係ないですが、従来二試合だったのが一試合のみ、というケースが増えたのも特徴です。これはチーム数が11という奇数になってしまったことも関係あるのかもしれませんが、一試合なのにチケット価格は二試合と一緒(私の知る限りでは。例外もあるのかもしれませんが)だったり、どれだけ一試合でも観客を集められるか、というテストケースになっている印象もあります。

※一方で三試合開催というケースもあっていびつなのですが。

土曜のウカルちゃんアリーナは一試合だったのですが、一ついいなと思ったのは、試合が早く終わることで、まだ外が明るかったこと。たいていは第二試合は15時開始なので、終わる頃には外は真っ暗。ところが一試合しかないと、13時開始なら15時過ぎには終わるわけです。これは、今回のウカルちゃんアリーナのように子供が多いととてもありがたい制度なのだなと思いました。それこそ出待ちだって外にまであふれていても明るいから選手の顔も見えますしね。

一東レアローズファンとしての今回のホームゲームのことはまた追って書きます。