最優秀ベンチスタッフ賞:伊藤花音さん(NECレッドロケッツ)
きっかけは、11月の黒部大会で撮ったこの一枚でした。
いやあ、ピントが合っていないのにわかるこの喜びよう(笑)。でも、つまり選手にもこう見えているということですよね。上記の写真の場合、おそらく古賀選手はボールをもらおうとコートオフィシャルを見ているはずですが、伊藤さんが喜んでいる様子はたぶん視界には入っていたでしょう。この写真で注目するようになって、伊藤さんを撮ってみようと。あと、確か私がアップしたNECの写真にいいねを押してくださっていることも大きかったかな(もちろんご自身が映っているわけではなく)。
で、撮ってみるとこれがまたいい光景なんだな。
何より彼女の明るさ、は今シーズンの両外国人選手を考えるとうってつけでしたね。ドルーズ選手は練習中に味方がいいアタックを打つとこんな感じでリアクションしてましたし、アチャラポーン選手も基本は明るい性格だったと思いましたからね。
そして何より、伊藤さんは二人分の通訳をやっていたんですよね。チームによっては母国語の違う外国人選手の数だけ通訳がいたりもしますので。まあこれはアチャラポーン選手がタイ語ではなく英語で通じた、というのが大きかったのでしょうが、いずれにしても二人を担当するというのはかなり大変です。
でも、そこはやはり彼女がデキる通訳、だったんでしょうね。傍から見ていても、二人と友達のように楽しく接していた印象です。外国人選手も活躍できるかどうかは環境によって大きく左右されますから、二人の活躍、しいては優勝の陰に彼女の存在あり、だと思います。
彼女を通して通訳になりたい、というファンが増えるといいなあ。