2015年にVリーグに興味を持って、クラブのあり方として真っ先に注目したのが岡山シーガルズでした。
何よりそれは、親会社を持たないクラブチームである、という点です。Jリーグなども元々は親会社を持つ実業団のリーグを母体として今ではどれもプロチームになっていますが、Vリーグは親会社を持つケースがほとんど。その中で岡山の存在は際立っていたわけです。
そんな私が岡山シーガルズを見に初めて岡山に行ったのは2017年1月。そのときにあの奉還町商店街を見たり、ジップアリーナに響き渡る岡山シーガルズの応援歌に聞き惚れたり、そして街の中心部でも至る所に見かけるポスター、等々、Vリーグ好きにはたまらない街だったわけです。
あれから2年。Vリーグはホームゲームのチームへの移管などの改革を進め、地域に根付いた活動を掲げています(またか…という感じですが、このサイト貼っておきます。いつも振り返られるように)。
ただ、元々親会社を持たず地域密着でやっていた岡山は、新生Vリーグの理想そのものだと個人的には思っていたわけです。では新生Vリーグが始まった岡山はどうなっているのか。それを見ようと1/12・13の岡山大会に足を運びました…と言いたいところですが、メインはこの試合が故郷凱旋だった東レアローズの小川愛里奈選手を見に行くことでした(笑)。しかも日曜は成人式当日だったという。
またまたポイント形式で記載していきます。
①新幹線の止まる岡山駅から徒歩圏内という立地
Vリーグを見にあちこちに行くようになって感じるのは、会場までのアクセスの悪さ、です。特に地方になればなるほど、車で来ることが前提になっているので、地元ではない旅行客からすればけっこう大変です。ウカルちゃんアリーナ、黒部市総合体育センター、ウィングアリーナ刈谷、とどろきアリーナ等々、徒歩で歩けなくはないところもありますが、一度西尾に行ったときは30分は歩いたかな…もちろん最寄り駅に行くまでも乗り換え等大変です。
ところが岡山シーガルズのホーム・ジップアリーナは、新幹線の止まる岡山駅から徒歩20分。遠征客からすればこれほどありがたい立地はありません。もちろん、地元の人の多く集まる岡山市中心部から徒歩圏内というのは大きいですが、非常に恵まれた立地です。