東レアローズ新聞で振り返る23/24シーズン~前編~

東レアローズ滋賀
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2023.11.18 日立Astemoリヴァーレ戦(大田)

【一面】日立Astemoリヴァーレ応援団がTOにダンスと共に披露する曲は、毎年トレンドに合わせた曲をチョイスしているので個人的に楽しみにしているのですが(過去は「パプリカ」「PERFECT HUMAN」等)、今シーズンはなんとYOASOBIの「アイドル」!これにはつい吹き出してしまいました。それで、そのジャケ写にできるだけ近づけました。

「アイドリング」は、車の用語でエンジンはかけているけれど走っていない状態で、中面にも書いてますが、チーム状況にぴったりだな…と。

【中面】わかる人はわかると思いますが、見出しもYOASOBIの「アイドル」の歌詞から取ってます(ちなみにYOASOBIは大好きです)。コラムでは、控えエリアの明るさについて取り上げています。記事にも書いてますが、いわゆるムードメーカーだったり「太陽」がいなくなった中で、今シーズンの控えエリアはコート上の選手たちを盛り上げるため、という点でどうなるかな…と危惧していたんですね。

でも、シーズンが始まってから見ていてホッとするようになって。その思いを書いています。

2023.11.19 埼玉上尾メディックス戦(大田)

【一面】わかると思いますが映画「翔んで埼玉」にかけています。ちょうど第二作が公開されたのと、それに合わせてこの前夜に第一作が地上波で放送されていたので、それで。相手も埼玉上尾ですし、今回は滋賀も舞台になっていたみたいですね(ちなみに私は埼玉出身です)。

広告はちょうど石川選手のティザー広告が出ていたので、それに限りなく近づけてみました。

【中面】見出しも「翔んで埼玉」から。セリフにも出てくるチバラキは関、谷島両選手の出身地なのでルビを振っています。あと、埼玉上尾の山中選手に、埼玉出身に入れる〇さマークを入れています。これは、映画をご覧の方ならわかるネタでした。

コラムはグッズのラインナップについて。売店の人とは定期的に話して、新商品や今後の出店会場などの情報収集をしています(私のSNSで伝えることも多いです←もちろん許可取ってます)。

さて。

特にこの大田大会の二つの紙面は、悪ふざけが過ぎていると思う方もいるでしょう。ただ、どんな試合でも伝えるべきだと思ってますし、暗い試合内容でも少しでも明るく伝えようという思いがあります。悔しさや怒り、恨みにまみれた紙面のどこが楽しいのでしょうか。そういうことです。
※もっとも私はいつも一歩引いて見ているので、怒りとか恨みとかまでの感情を抱くことはないんですけどね。

ただ、昨シーズンの記事でも書きましたけれど、負けた試合の伝え方が一番難しいんですね。その中でも好材料を見つけ出し、次につながる、と背中を押すことが大事ですから。幸いにして今回見た負け試合の全てでそれ(好材料)はあったので。

まあ後何より、負けても「しゃあない、次や」といわば笑い飛ばして次に進むことも大事。それでネタに走ることが増えた、というのもあります。この辺の葛藤というかな(ネタに走りすぎない)、そこは今シーズン何より難しかったし、常に意識したことです。ということはここでお伝えします。