ガールズルール~小川愛里奈&黒後愛選手、二人の絆~

東レアローズ滋賀
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

Vリーグに興味を持ち、やがてカメラを持って撮ることでの観戦の楽しさに気づいた私。中でも、ズームレンズのファインダー越しに、選手同士の絆が垣間見えるシーンが好きだ。

スポーツとは相手がいて、そして競い合うもの。テニスのような個人競技もあれば団体競技もある。バレーボールは言わずとしれた後者で、チームは仲間だ。いわゆるチームワークというのが、ファインダー越しにも伝わってくるが、中でも「この選手とこの選手は独特な絆があるな」と思うこともある。ズームレンズという双眼鏡で見ているから気づくもの。今回はそんなお話。

ちなみにこのブログはこの曲を聞きながら読んでいただくとよりお楽しみいただけると思います(フルバージョンが配信されていないのが惜しいが)

私は最近でこそ東レアローズ愛を爆発されているが、そもそもはバレーボールにハマったのは2015年からだし、東レアローズファンになろうと思ったのは2016年3月のこと。その後一年の空白期間を置いたので、木村沙織さんを去って誰を推したらいいのかわからないという、とても東レアローズファンとは言えない状態になっていた。

そして空白期間(単に札幌に住んでいたからなかなかVリーグを見に行けなかっただけです)を終えて迎えた2018年11月。東京に戻った私は開幕戦に足を運んだ。1年半ぶりにレンズを向けた東レアローズ。まさに「さあて…」という状態の中で、その最初の方で撮ったのがこの写真だ。

今にして思えば、いわば復帰早々にこの写真に出会えた(私が撮ったんだけど)のはとても大きかった。私の中での東レアローズという時計は、木村沙織さんがいたときで止まっていたからだ。そのあたりのことは前に書いたので宜しければ読んでください。

このブログにも書いたけれど、この写真を撮ったときはたまたま見たDAZNの開幕特番で「小川愛里奈という12番の選手に注目してみようか」という程度だったし、ましてや黒後愛選手にも興味はなかった。だけれど、この写真に出会ったことで、東レアローズを追いかける新たな動機が生まれたと今にして思う。

続いて向かった刈谷大会。私は東レアローズの試合前のバトンリレーが好きなんだけれど、この日は東レのベンチがすぐ近くだったので、小川愛里奈選手のそのシーンを撮ろうと思った。

すると、やがて二人がこんなことを始めた

このときは、二人はこんなルーティーンがあるんだなあ、くらいにしか見てなかった。ただ、この二人には何か独特の絆があるなあ…というのは、さっきの開幕戦の写真と今回の写真で気づいたことだった。というのと、私は男性なので、こういう女の子ならではのいわばイチャイチャシーンっていいなあ、と思った。これは男性にはわからない世界だ。当たり前だけど。

※少し話がそれるけれど、最近インスタもやるようになって、この写真、けっこう使われていることに気づいた。とてもうれしい。