23/24のVリーグ新シーズンまではまだ2ヶ月ほどありますが、とはいえあと2ヶ月ほど。わが東レアローズは代表でセッターの関菜々巳選手が抜け、おそらく加入するであろう(通訳が先に登録されているので)新外国人選手も不在。さらに深澤つぐみ、古川愛梨選手が第22回世界U21女子選手権大会で離脱するなど、「チーム」としての練習はなかなかできず、目指す「チーム」の完成形には程遠い時期です。
ですが、その分、今のこの時期のチームからはその完成形に向けた骨格が見えるはず。今回8/31(木)に行われた東レアローズのファンクラブ「アロとも学園」向けの練習試合見学会、そして9/2(土)、3(日)に行われた近畿総合で見た今のチームについて、外側(運営体制等)と内側(選手)それぞれでお伝えします。
なお、今回はカメラは持って行ってないので(理由は後述)、選手の写真等はサマーリーグのものを使います。
初のファンクラブイベントは本当の「練習見学」会
8/31(木)の17時から、東レアローズの練習拠点・東レアリーナで行われた練習見学会。これは8/1に入会受付がスタートした、東レアローズ初のファンクラブ「アロとも学園」の早期入会特典(有料会員のみ)として行われたものです。
とはいえ平日、しかも17時、しかも月末と、会社員はじめなかなか行きにくい日程ではあります(ただし、それを救済するわけではないでしょうが、もう一つの練習見学会は9/16土に設定されています)。学生さんは夏休みでしょうから学生さんが多く集まるかな…と思ったら年配の男性(私がそうですが)が8割と言ったところでしたね。
私自身は、東レアリーナは外からだけですが行ったことがあり(滋賀事業場内ですが、一般道に面しているので外から見ることはできます)、いつも外から見るだけだった東レアリーナに入れる、ということだけで行ったようなものでしたね(笑)。まあ後9/16の方はパリ五輪最終予選なので行くならここしかなかったというのもあります。
練習見学会は、受付を済ませて東レアリーナの最上階の客席に上がり(他のフロアには入れないようになってました)、昨シーズンの韓国Vリーグの優勝チーム・韓国道路公社ハイパスとの練習試合を見学、試合が終わったら後は帰るだけ、というものでした(ちなみにこの練習見学会は、撮影は一切NGでした)。
ファンクラブイベントだから試合後に何か挨拶とか、もしかしたらお見送りくらいあるのかと思ったのですが、終了時も何のアナウンスもなく、コート上ではそのまま居残り練習が始まってました(そこでファンも退場となりました)。選手との接触目的だった人は完全に肩透かしだったでしょうね(笑)。
なので、文字通りの「練習見学」の会でした。さっさと居残り練習を始めるところはまさにその証です。他のファンクラブのイベントは存じ上げないのですが、ウチは完全に、練習ありきでたまたまそこにお客さんを入れた、という感じでしたね。私自身は元々東レアリーナの中に入れること、「普段ここで選手たちは過ごしているんだ」という空気を感じられたことで満足でした。
この件含めた外側(運営体制等)の話は改めて後述します。次は肝心の内側(選手)の話です。