東レアローズ新聞で振り返る22/23シーズン~後編~

東レアローズ滋賀
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2023.2.25 NECレッドロケッツ戦(四日市)

【一面】直前の1月のNECの大田大会で、久光とこういう赤青対決ハリセン作ったり、「リーグ制覇を懸けた赤青対決」として盛り上げていたんですね(画像はNEC公式のURL埋め込みです)。

えっ、リーグ制覇を懸けるのならもう一つの青いチーム忘れてません?と。そんな思いからつけたコピーです。なので小さく「We are BLUE too.」(ウチも青だよ)と入れています(笑)。

【中面】このときNECはウィルハイト選手不在で日本人選手だけだったんですよね。なので国産ロケットとしています。ちょうどこの頃国産ロケット打ち上げ中止、なんてこともありましたからね。

とはいえこの試合は第一セットで9点差つけられたり、試合の入りは相変わらずだったんですよね。そこは改善せな、と紙面で引き締めています。とはいえ、第三レグ開始早々の久光、JT、NECと続く上位対決三連戦を全勝でいったのは大きかったです。

2023.2.26 トヨタ車体クインシーズ戦(四日市)

【一面】第三レグ開始早々の上位対決三連勝で首位に浮上、絶好調だったチームに合わせて、櫻坂46の「ずっと 春だったらなあ」から取っています。このようにコピーに困るとよく坂道グループの曲名を使います(笑)。ちなみに写真は私へのポーズではなく、別のアロともの方向けです。

【中面】推し(当時)の選手だからといってひいきにすることはないのですが、いいプレーだったときは大きく紹介します。このブロックは流れを大きく変えたし、成長ぶりが伝わってきましたからね。なのでコラムでもその過程を取り上げました。

当然選手レビューでも一番上になったことで、定番のイジリをやってます(笑)。直前にちょうどいいネタができたので早速使いました。

2023.3.4 日立Astemoリヴァーレ戦(ひたちなか)

【一面】井上奈々朱選手を一面にしたのはその活躍ぶりもありましたが、元は対戦相手の日立の選手だったというところもありますね。コピーですが、これはもうシンプルに漢字二文字にしました。

【中面】紙面にも書きましたが、東レはアナリストの分析力、ベンチスタッフの解析・伝達力、そして選手たちの理解・実践力の三角関係が他チームと比べても抜群だなと。どれか一つ欠けてもダメという。そこにフォーカスしました。

コラムでは越谷監督の会見コメントから、最近の心境だったり胸中を読み解いています。

2023.3.5 PFUブルーキャッツ戦(ひたちなか)

【一面】この試合で日本人最多得点記録を更新した石川真佑選手。まだ試合はあるわけですから、ここで「MAYU-METER」とすることでこの試合を機に今後もメーターを更新していくことにしました。元メジャーリーガー・イチロー選手の安打数を「ICHI-METER」として現地でボードを掲げてカウントしているファンの方がいたんですよね。それにちなんでいます。

【中面】いい見出しが思いつかなかったので、アローズ→矢に引っ掛けたことわざを使っています。コラムでは井上奈々朱選手のサーブ時の控え選手の光景から、チームカラーを読み解いています。やっぱりいいチームですよ、東レは(笑)。