Vリーグの撮りどころ22/23シーズン ~番外編~

カメラ
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Arimoto Kazuki(有本和貴)をフォローする

⑥上から見るネット際の攻防

私は少しでもコートの近くで見たいタイプなんですね。だからいつもスーパーシートやアリーナ席ばかりで見ています。遠くなる二階スタンド席は論外でした(だからサマーリーグも今まで行かなかったんですよ)。

ただ、今シーズンはV2を多く見たこともあって、アリーナ席のない試合も結構あったんですね。最初はしかたなく二階から見ていたのですが、見ていてネット際の攻防に一気に惹かれました(そのきっかけは、無料だった1月の荒川大会でした)。これは一階では気づきづらい、出会わない光景だな…と。

なので、3月の深谷大会はあえて二階から見てみました。ネット際の攻防、そして迫力が伝わりますでしょうか。ブロックを交わしたいアタッカー、止めたいブロッカー。その攻防が二階からだとよくわかるんです。あとそもそも、上から見下ろしていると選手の動きもわかりやすいですし。テレビの中継カメラも二階の真ん中に設置されているじゃないですか。そういうことです。

たまに、二階の後ろの席で、大きなレンズ持って見ている人がいますけれど、気持ちがよくわかるようになりました。二階は段差もありますし、人も少ないからある程度気兼ねなく見られるんですよね。ちなみに私のレンズはカメラ込みでも30cm未満で、大きくなく手持ちできるタイプですがそれでもそこそこ寄りで撮れます。

これは何より、今シーズンで得た大きな気づきでしたね。

⑦ぬいぐるみのマスコットのいる光景

チームによってはマスコットのぬいぐるみを、ベンチだったりベンチ外エリアに持ち込んでました。微笑ましい光景になるので、つい撮ってました。上記の写真の荒木彩花選手みたいに遊んでいる選手もいたけれど(笑)。といってもぬいぐるみのあるチームって少ないんですよ。マスコットのぬいぐるみをグッズ化しているのは久光とNEC、岡山、姫路くらいかな…。

ということで番外編でした。そして長々とお送りしてきました22/23シーズンの撮りどころシリーズも、これが最後。来シーズンも選手たちが輝き、何より楽しそうにしている、素敵な光景がたくさん見られますように。